フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、29日の会見で、インテルのワルテル・マッツァーリ監督の発言に再反論した。両チームの選手の総額サラリーの違いに触れたモンテッラ監督のコメントに、マッツァーリ監督が反論したことについて、モンテッラ監督はこう述べている。

「彼は私がもっと数学を勉強すべきだと言っている? 学校での成績は良くなったからね。ただ、数学は意見ではない。私は彼のことをよく知っている。彼はどの試合でも、やる前は相手に賛辞を送るが、試合後になるとなかなかそれができない」

「インテル戦で我々は互角の戦いをした。私はそう疑っていない。気迫やクオリティーのある試合をした。言い訳をせずにね。試合を手中に収めたと考える過ちを犯してしまったが」

これに対し、マッツァーリ監督は29日のカリアリ戦後、再びこう話している。

「何を言っているのか…。木曜の試合後、私はフィオレンティーナがスクデット候補だと言ったじゃないか。彼と違うのは、私は名前を挙げなかったということだ。彼は自分が言っていることに確信を持たずに話している。おそらくは、ちょっと不注意なのか、確信なしで話すのが好きなんだろう」

「数字は意見じゃない。インテルはこの2年、総額サラリーを1億8000万ユーロ(約240億円)から8000万ユーロ(約106億円)に減らしてきた。今はリーグで2番目ではなく、3番目の金額だ。インテルは、サラリー総額を上げようとするチームとまったく逆のプロセスを進めているんだよ」