長友が2戦ぶりアシストで先制点演出…インテルはカリアリとドロー

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 セリエA第6節が29日に行われ、カリアリと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は先発出場した。

 アウェー戦に臨んだインテルは、開始2分に長友がミドルシュートを放つなど、序盤から攻勢に出た。22分には、右サイドの長友からのクロスをイシャク・ベルフォディルが頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれて先制点とはならなかった。

 インテルは、スコアレスのまま前半を折り返すと、後半も押し込む展開を見せたが得点できない時間帯が続いた。64分にはロドリゴ・パラシオを投入して打開を図ると、75分についに均衡を破ることに成功した。長友がパラシオのパスを受け、右サイド深くに侵入し、クロスを供給。最後はゴール前のマウロ・イカルディが頭で押し込み、カリアリゴールを破った。

 長友の2試合ぶりのアシストもあり、敵地で先手を奪ったインテルは、2点目を狙い攻め込むが、追加点を奪えずにいると83分に失点。カリアリのラジャ・ナインゴランのシュートがDFに当たりコースが変わり、インテルゴールに吸い込まれた。

 終盤に追いつかれたインテルは、ディエゴ・ミリートを投入したが、勝ち越し点は奪えずにタイムアップを迎えた。1−1の引き分けで、3試合ぶりのドローとなったが、今シーズンは4勝2分けで無敗を維持している。なお、長友はフル出場した。