ナポリは28日のセリエA第6節でジェノアと敵地で対戦する。前節サッスオーロ戦で引き分けたラファエル・ベニテス監督は、次のように語った。

「サッスオーロ戦のドローから巻き返したいと思っている。練習での姿勢は正しいものだった。選手たちには、いくつかのミスは繰り返してはいけないと伝えたよ。ナポリが最初から進めているアイディアを信じながら、本来のサッカーをすることを期待している」

ローテーションについては、このように話している。

「我々はここまでの6試合で5勝した。ときにアクシデントがあるのは普通のことだ。監督が新しくなり、新しいことを試していればね。我々は最後に勝つために戦っている。一つの試合に勝つためにやっているわけではないんだ。すべては、自分たちがどこにたどり着きたいかなのさ。絶対的レギュラーとか言わないでくれ。今後は、試合ごとに6、7人を変更するのもずっと簡単になるだろう。長期的には違いとなってくれるさ」

「遅かれ早かれ、インテンシティーが落ちるのは分かっている。トップコンディションにないから違いをつくれないというなら、変更した方が良いだろう。ここで大事なのはチームであって、個人ではないんだ。イグアインだろうが、別の誰かだろうが、代えることはできる。最高のソリストたちがいなくても、オーケストラが良い演奏をすることは可能なんだ」

「正しいことをしていれば、ほかの6チームとともにスクデットを争うことができるだろう。インテルやローマのようにカップ戦がなければ、それがアドバンテージになるのは当然だ。だが、我々はこの問題があることに満足している。リーグ戦でもチャンピオンズリーグでもうまくやろうとするレベルのチームということなんだからね」