出産前に「思う存分やっておけばよかった」と後悔していること9パターン
わが子との対面を指折り数えながら、「産まれる前にやり残したことは?」と、残り少ない妊娠期間の過ごし方を慎重に検討しているプレママは多いのではないでしょうか。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「出産前に『思う存分やっておけばよかった』と後悔していること9パターン」をご紹介します。



【1】髪やメイクをキレイに整え、好きな服を着て出歩く
「化粧する暇があったら1分でも多く寝たい。外に出るときは、みすぼらしい格好を見られたくなくて、コソコソしてしまう」(30代女性)というように、産後は自分の世話など後回しになってしまう人が大半のようです。少々お腹が重くても、時間に余裕があるうちに、頭からつま先まで完璧なスタイルでお出かけしておきましょう。


【2】あてもなくふらふらとウィンドウショッピングをする
「スーパーで必要なものを買ったら一目散に帰宅する毎日。呑気に雑貨屋めぐりをしていたあのころが懐かしい…」(20代女性)というように、赤ちゃんを抱えた身では、自由な外出もままならないもの。わざわざお金を使う必要はありませんが、運動不足の解消を兼ねて、妊婦のうちに街歩きを楽しむのもよさそうです。


【3】お気に入りのカフェでまったり過ごす
「自分では作れないおしゃれなドリンクが無性に恋しくなる」(20代女性)というように、BGMに身をゆだねながら、目的もなくカフェで過ごすひとときを懐かしむ人は多いようです。ファミレスならともかく、内装も素敵なこだわりの店には、子連れでは行きづらくなるもの。身ひとつのうちに気のすむまで通っておきましょう。


【4】夫と二人きりで甘いデートを楽しむ
「予想以上にベビー中心の生活になって、ダンナなんか眼中に入らない(笑)」(20代女性)というように、赤ちゃんのお世話に追われるようになれば、夫婦で向き合う機会は減少しそうです。当面の「育児シフト」を乗り切るためにも、ムードいっぱいの場所で大人のデートを満喫し、絆を深めておきましょう。


【5】カラオケで朝まで熱唱する
「たまには子守唄じゃなくて、腹の底からシャウトしたい…」(20代女性)というように、育児中は、とくに大声を出してストレスを発散したくなる人が多いようです。産後のガマンを持続させるには、せめて妊娠中に思う存分歌い収めしておきましょう。


【6】コンサートやスポーツ観戦で思いっきりはじける
「夫婦そろってサッカーファン。お腹の子と3人で応援したくてスタジアムへ足を運びました」(20代女性)というように、わが子を自分のなかに感じられるマタニティ期だからこそ、体験しておきたいこともあるでしょう。とはいえ、何かあってはまずいので、必ず医師の指導を仰ぎ、足元や服装には十分注意しましょう。


【7】お寿司やフレンチを心ゆくまで味わう
「パックのお寿司じゃ、グルメなわたしの心は満たされない!」(40代女性)というように、産後しばらくは食生活が貧しくなり、気持ちまで荒んでしまう場合があるようです。味だけでなく格式も一流のレストランには、足が遠のくことを覚悟して、貯金を下ろしてでも妊娠中に行っておきましょう。


【8】DVDではなく劇場で映画鑑賞する
「DVDを流していても、『起きないでね!』と息子に念力を送り続けなくてはならない(笑)」(30代女性)というように、自宅で何かを観ることはできても、赤ちゃんがいれば落ち着かないのが実情のようです。子連れで劇場に行くとしても、数年間はアニメばかりになってしまう可能性があるので、自分好みの作品を楽しむのなら、妊娠中がベターでしょう。


【9】ラーメンや焼き肉をお店でたらふく食べる
「アツアツの食べ物が『要警戒』だなんて考えたこともなかった」(30代女性)というように、大人だけなら気軽に利用できるB級グルメのお店も、赤ちゃんの目線に立つと危険でいっぱいの可能性があります。特にラーメンや焼き肉などは、自宅でお店の味を再現するのが難しいので、思い残すことのないよう、たらふく食べておきましょう。


割り切って育児に励んでいるつもりでも、ときどきたまらなく「自由になりたい!」と思う産後ママは多いようです。この時期をうまく切り抜けるために、妊婦のうちにやりたいことをやり尽くしておきましょう。(山本陽子)


【調査概要】
期間:2013年5月16日(木)から5月18日(土)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の既婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査