14日にローマのオリンピコでアルゼンチン代表と国際親善試合を戦うイタリア代表。チェーザレ・プランデッリ監督率いるアッズーリ(イタリア代表)に、災難が訪れた。FWマリオ・バロテッリが右ひざの問題を訴え、同日の練習を中断したのだ。

練習後、イタリア代表のチームドクター、エンリコ・カステッラッチ医師はプランデッリ監督に、右ひざの溢出だと知らせた。バロテッリは念のためにすぐに活動をストップし、これから様子を見ることになる。バロテッリはマンチェスター・シティ時代の2010年9月、右ひざの半月板を手術している。

プランデッリ監督はバロテッリ離脱前、同選手とFWパブロ・オスバルドについて、次のように話していた。

「3月にジュネーブでやったブラジルとのフレンドリーマッチ(2−2)を見直した。あのとき、我々は攻撃において素晴らしい力を示したと再確信したよ。バロテッリとオスバルドには計り知れないポテンシャルを備えている。バロテッリは誕生日を迎えたね。みんなでお祝いしたが、プレゼントは自分で用意しなければいけない。決定的な存在だという自信を持たなければいけないんだ」

「オスバルドがバランスを見出せるように願っている。彼がローマを去った方がいいかどうか、私が意見を言ったことはない。オスバルドは気合が入っているようだよ。9月のブルガリア戦(ワールドカップ予選)では、バロテッリとオスバルドが一緒にプレーできない。出場停止だから、招集できる選手を起用しなければいけないからね」

「ジュゼッペ・ロッシにはタレントとキャラクターがある。好調なら、私のグループの一員だよ。試合勘をつかんだら、戻ってくるだろう。9月はないがね。システムは関係ない。3トップより2トップの方が攻撃的にもなれる。違いをつくるのは、MFが飛び出し、裏を突けるかどうかだ」