レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、スペイン『カデナ・セール』のインタビューで、クラブの現在と未来について次のように語った。

「(カルロ・)アンチェロッティ監督については来週まで話さない。(ジョゼ・)モウリーニョ? すべての選手が、これまでで最高の指揮官だったと言ったよ。新監督が誰になるかは分からない。だが、新たなプロジェクトは(ジネディーヌ・)ジダンが率いてくれることを願っている。そして、いつか我々の監督になることをね」

「カカーの未来は新監督とジダンが決める。(ファビオ・)コエントランが出ていくかどうかは分からない。(ゴンサロ・)イグアイン? ユヴェントスとは誰も話していない」

一方、エルネスト・ブロンゼッティ代理人は、このようなコメントを残している。

「アンチェロッティをレアルのベンチに連れてくるために交渉している。彼を獲得しようとするのは3度目なんだ。だが、簡単ではない。パリ・サンジェルマン(PSG)は手放したくないと思っているからね。イグアインのユヴェントス移籍? レアルは売却を望んでいる。移籍の確率は60〜70%だ。(エディンソン・)カバーニのレアル移籍? 私は、彼がナポリに残ると思う」

なお、スペイン『マルカ』によると、アンチェロッティ監督はレアルの指揮官に就任した場合のアシスタント候補として、元レアルのファビオ・カンナヴァーロ氏をリストのトップに挙げているという。アンチェロッティ監督は経験とカリスマを持つアシスタントを望んでおり、カンナヴァーロ氏が理想の人材だそうだ。

ポルトガル『ボーラ』によれば、レアルFWアンヘル・ディ・マリアはPSGに向かっているという。同選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏に近い情報源によると、PSGは2500万ユーロ(約33億円)を用意しているという。ディ・マリアにはチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているが、レアルはアンチェロッティ監督との“トレード”のために、PSGを優先させるそうだ。