ヤフー株式会社は4日、同社が運営するポータルサイト「Yahoo! JAPAN」への不正なアクセスを検知し、データが抽出される前に不正アクセスを遮断したと発表した。

同発表によると、4月2日21時10分頃に不正アクセスを発見。違法なプログラムは、サイトのユーザー名、不可逆暗号化されたパスワード、登録メールアドレス、パスワードを忘れてしまった場合の再設定に必要な情報の一部を不正に抽出しようと作動していたという。同社では、直ちにプログラムを強制停止させて不正アクセスを遮断した。

その時点で約127万件のデータが抽出されたファイルが作成されていたが、遮断することによって当該ファイルは外部に持ち出されなかった。

同社によると、今回の不正アクセスに対しては、システムのセキュリティを一層強化して、同様の手口による不正アクセス防ぐ対策を実施済みという。また、全社を挙げて原因究明と再発防止に取り組んでいくとしている。

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発表資料

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URL：http://pr.yahoo.co.jp/release/2013/0404a.html
2013/04/04