かつて民放首位だったフジテレビの凋落が著しい。ライバル局の日本テレビに差をつけられ、下位が定番だったテレビ朝日にも抜かれ、いまや3位が指定席。アナドル王国と呼ばれた自慢の女子アナ陣もギクシャクしはじめているのだ。
 「2年目の竹内友佳アナ(24)が浮きまくりと評判。期待の若手だったんですが、だれが見ても地味。フジの女子アナは華やかさがウリなのに、とにかくオーラ不足。なんだか周囲についていっていない感じ」(テレビライター・小林タケ氏)

 竹内アナは'09年『早稲田コレクション』(※ミスコン)で優勝。大学時代から注目を集め、鳴り物入りでフジテレビ入りした。
 「美人系というより、フジの伝統であるかわいい系を受け継いでいます。だから、即戦力でイケるという声もあった。それが意識過剰すぎて孤立。正直、スネているようにも見受けられるんです」(番組制作スタッフ)

 竹内アナがイマイチなのは、同期入社の三田友梨佳アナ(25)の存在が原因だともっぱら。
 「竹内アナは、新人が担当する出世番組“パン”シリーズに起用されると思っていたんです。ところが、フタを開けてみると、三田アナが担当で『ミタパン』になった。自分は“早稲田コレ”の優勝者だし、三田アナは青学大でミス出身でもない。負けるはずはないと考えていただけに、大ショックだったみたいです」(アナウンス室関係者)

 現実をいえば相手が悪かった。三田アナは実家が劇場やミシュランで三ツ星をもらった料亭を経営するバリバリのお嬢様。むしろ対抗すること自体、無理だったという見方もある。
 「いまフジはカトパンこと加藤綾子アナ(27)が中心。このままならカトパンの後継者は、ミタパンになるでしょうね。三田アナはお嬢様のわりにヤンチャっぽくて面白いと評判。8月にはCDも出し、局の扱いも全然違う」(前出・同)

 もっとも、まだ入社2年目。今後どうなるかわからないが、
 「ネットのヒット数も三田アナのほうが何倍も上。加えて竹内アナの出番は、今年の新人にも食われている。だから最近、三田アナとは口もきかないほど険悪。10年ほど前にフジにいたOさんという局アナは、やはり周囲から浮いて2年で局を辞めている。そんな噂が竹内アナにもなきにしもあらず」(フジ中堅社員)

 フジ、さらに凋落!