9月17日に放送が予定されていた日本テレビの高視聴率番組『大家族スペシャル』シリーズが突如中止になっていた。
 「番組関係者は理由について、箝口令が敷かれているみたいで沈黙しています。他局の“大家族シリーズ”では家族側から“ヤラセ”が暴露されていますからね。日テレでも“ヤラセ演出”が発覚したのではという疑惑が流れています」(日本テレビ関係者)

 大家族スペシャルは各民放テレビ局で不定期放送されている人気ドキュメンタリー番組。
 「'97年から放送されているのが日テレの『7男2女11人の大家族 石田さんチが大騒ぎシリーズ』。常時18%以上の視聴率を記録しています。それに続くのがテレビ朝日の『痛快!ビッグダディ』。これも15%以上をマークしています」(テレビ関係者)

 日テレの“石田さんチ”は家族が高齢化したため、今年から“和田サンち”にバトンタッチしたばかり。
 「今年1月27日に『和田サンち泣き虫チビッコたちが大暴れスペシャル』として放送。ナレーションは『家政婦のミタ』でブレイクした本田望結が務めたんです」(番組スタッフ)

 その“和田サンち”第2弾が9月17日に放送される予定だったのだ。
 「フジテレビの大家族シリーズも、家族側から“ヤラセ”をバラされているんです。以前、『世界びっくり人間!ニッポン(珍)滞在記』で熊本県在住・Kさんの13人家族と中国雑伎団の17歳少女の交流を紹介した。その後、番組スタッフが忘れた台本をKさんが見つけ“演出は初めから決まっていた”と暴露したんです」(民放に出入している制作会社プロデューサー)

 さらに、今年に入って、『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日)に出演した主人公のHさんが、鹿児島県の離島である奄美大島への移住は「経費は全部持つから」という局側の提案だったことを認めてしまった。
 「箝口令が出ているということは、よほど公にしたくない問題が起きたのでしょう」(前出・プロデューサー)

 ヤラセと演出は紙一重!?