片山さつき議員の参戦で一気に火がついた、人気お笑いコンビ「次長課長」河本準一(37)の親族の生活保護受給騒動。時が過ぎ、芸能界も平穏を取り戻したようだ。騒動で母親は生活保護を辞退し、会見後には、母親の生活保護費の一部を河本が返納。そんな激変に見舞われた母親の近況を聞きに、岡山市の実家を訪れてみた。

「お母さんはここ数年あまり見ないね。病気を患ってから、家からほとんど出ない。娘さん(河本の姉)が病院に連れていっているようだ」(近所の住人)

自宅から出てきた母親に声をかけると、「会見のあとは、息子からは何も言ってこなかったので、私から連絡しました。(生活保護は)今はもらっていません。息子からの仕送り額が増えて、だから病院にも行けてますよ。すみませんね」と、淡々と取材に答えてくれた。

一方、母の生活費すべてを背負うことになった河本は、まだ騒動前の状態には戻っていない。

「河本はスタッフ受けがいいので、局内では同情的な声もあるのですが……。上層部がコンプライアンスを理由に、彼の起用にいい顔を見せないので、厳しい状況が続いています」(テレビ局社)

会見での言葉どおり親の面倒を見る河本の起用には、何も問題はないはずだが……。

(週刊FLASH 8月21・28日号)