ボローニャMFガビ・ムディンガイが19日、メディカルチェックをパスしてからインテルのクラブオフィスへと向かい、3年契約にサインした。ボローニャからの買い取りオプションつきレンタル移籍と見られる。レンタル料と買い取り金額は、それぞれ75万ユーロ(約7500万円)だ。

ムディンガイは「本当にうれしいよ。これほどたくさんの人が待ってくれているとは思わなかった。スクデット? サポーターを満足させられるか、見てみようじゃないか」と話している。なお、オフィスでは約100名のサポーターがムディンガイを待っていた。

一方で、GKジュリオ・セーザルのパルメイラス移籍交渉が破談していたようだ。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が認めなかったという。パルメイラスのロベルト・フリッツォ副会長が『エスタタン』で、次のように話している。

「我々は選手をオファーされた。時間との闘いだったんだ(ブラジルのマーケットは20日に終了)。高額だったし、このポジションはうまくカバーできている。ブルーノがいるからね。とにかく、話が出てきたときに、私はスコラーリ監督と話した。彼は欲しくないと答えたんだ」

そのスコラーリ監督も『ラジオ・バンデイランテス』で、「明日までにパルメイラスは一人の選手を補強する。外国人MFで、ブラジルではあまり知られていない選手だ」と、間接的にJ・セーザル獲得を否定している。

また、ローマはMFファビオ・シンプリシオとの契約を解消した。同選手は日本へ移籍するようだ。逆に、MFパナヨティス・タフチディスのジェノアからの移籍も決定。250万ユーロ(約2億5000万円)での共同移籍で、選手は5年契約を結んでいる。