文字が超きれいなRetina Mac！文字にこだわるならこれしかないでしょ【デジ通】

2012年7月12日 13時0分

筆者はMacやWindowsなど、複数のPCを日常的に使用しているが、メインで使用しているのはMacだ。Macを使用している一番の理由は文字の表示が断トツにきれいなこと。筆者の周りで同じようにメインでMacを使用している人に聞くと、文字表示がきれいなのをメインで使う理由に挙げる方が多い。特に日本では、漢字とひらがな、さらにアルファベットや数字の組み合わせという、複雑な文字構造を使用していることも大きいのｐではないだろうか。これは漢字圏で同じような傾向ではないかと思われる。そんなMacだが、文字表示が従来より格段によくなるはずのRetina対応MacBook Proを筆者も入手ししばらく使用してみた感想を紹介しよう。

上記スクリーンショットから640×480を切り取り(オリジナルファイルはこちら)

■Retina Macは文字表示にこだわる方に絶対オススメ
結論から言えば、Retina Macの文字表示は、従来モデルと比べ、段違いにきれいだ。Macを使用する理由の中に文字表示の美麗さを上げている人は、今後Retinaディスプレイ対応Macを選択することを絶対的にオススメしたい。

どの程度きれいかは実機を見てみれば一目瞭然だが、文字の中に太い部分や細い部分のある明朝体が、通常の文字表示で使われる小さめサイズのフォントでもしっかりと明朝体として認識できる。

「認識」のような比較的複雑な文字でも省略なしに表示されている点など、従来のパソコンとは全く違った文字表示となっている。

従来はMacの文字がきれいだと言っても、アンチエイリアス処理されたぼやけた感じの文字だったので、それがイヤというユーザーもいた。Retinaディスプレイでも同じようにアンチエイリアス処理された文字が表示されているものの、虫眼鏡で見ないと認識できないほどの解像度なので、ぼやけを認識すること自体が難しい。

■ただし、まだ非対応アプリも多い
Retinaディスプレイを採用したMacBook Proが発表され、そろそろ1か月が経過しようとしているが、Retinaに対応するアプリの数はそれほど増えているわけではない。ほとんどのアプリでは、文字表示自体は最適化することなくRetina対応になるが、アップルのソフトでもiLifeに含まれるNumbersやPagesなど、多くのソフトでRetinaに対応していない。

対応していないソフトも設定によるが、文字表示が他の対応ししているものと比べ、ぼやけたようなものになる。

Twitterアプリの表示から640×480を切り取り

例えば、Twitterの公式アプリを筆者の環境で使用するとこのような表示になる。この対応状況はiPhoneやiPadがRetinaに対応したのと比べると非常に遅く、7月中に予定されている次期OSのMountain Lion対応版が出る頃には、いくつかのソフトが対応してくるのを待ちたいところだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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