ドイツで起きた反格差デモ、なんと警察がヘルメットを取って市民をエスコートする
昨年、ニューヨーク・ウォール街を発端とした経済格差に反対する抗議デモは、世界各地へと波及していきました。
居座りや占拠など、静かなデモであるのが特徴的ですが、それでも警察との衝突は少なからず起こっています。
先週の土曜日に、ドイツのフランクフルトでも抗議のデモ行進が行われたのですが、警察の対応が珍しいものであると注目されています。
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デモの前に立ちはだかるドイツの警官隊。
ただし見ての通り、みんなヘルメットを外しています。
そしてデモ行進する市民を、安全にエスコートをしているのです。
「エスコートするのと参加するのは、全くの別物である」という認識だそうですが、他国で見られるような警察との衝突がないだけでなく、行進しやすいよう交通整理までしているのは斬新な光景かもしれません。
警察側の姿勢をアピールするため、堂々とヘルメットをとり、人間的なところを見せている姿であるとのことです。
反対運動の市民側をサポートしている(ように見える)警察の姿はかなり珍しいとして、海外メディアも報道しているようです。
この抗議活動には25000人ほどが集まったそうですが、警察にこうした態度をとられたら、市民のモラルも上がるのではないかと思います。
German police says 20,000 people are marching at a Frankfurt Occupy protest rally
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