映画『ファイナル・デッドブリッジ』は恋に効く!? のウワサを検証する!

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恋愛で有名な「恋の吊り橋理論」は、揺れる吊り橋を一緒に渡った男女は、恐怖のドキドキが、恋愛のドキドキと勘違いされ、恋に落ちやすいという学説だ。必ず吊り橋を渡る必要はなく、恐怖映画やジェットコースター等、恐怖を感じる状況でも似たような効果があると言われている。

しかし問題なのは、実際にどれほどドキドキしているのかはっきりしない事だ。そこで今回、都内に住む女子大生に心拍数(1分間の拍動の数)の計測器を付けて、恐怖映画とジェットコースター等を体験してもらい、心拍数を計測させてもらった。

計測に用いたのはCASIOのハートレートモニター「CHR-100」で、胸まわりに計測器を巻くと、心拍数が無線で送られ、観測員(39歳)がつけた腕時計にリアルタイムに表示されるという優れものだ。(写真で106と表示されているのが心拍数)となる。

今回、女子大生に見てもらった映画は、史上最叫の3Dアトラクション・ホラー『ファイナル・デッドブリッジ』だ。このドキドキし過ぎる映画を、「男女の距離が縮まる」デートムービーとしてPRするサポーターに就任したモデルの菜々緒さんからも励まされ、計測に臨んだ。


この作品は吊り橋が揺れるどころか、大崩落してしまう。崩落事故で死ぬ運命にあった主人公たちが、一度は事故を予知して生き延びるが、「死神は、ダマされない」とばかりに、次々と凄惨な死に見舞われていく。3D映画で初めてR18指定された話題作だ。

そして心拍数を計測した結果がこのグラフだ。縦軸が心拍数で、横軸が経過時間になっている。赤線が平常時の彼女の心拍数である「82」なので、心拍数が見事に乱高下を繰り返しているのを測定できた。


橋が崩落したり、人が死ぬ度に心拍数が急激に上がっている。面白いことに、その直後は一息つくためか心拍数が平常時よりも一時的に低くなっていることもわかった。

また続いて、女子大生に遊園地「よみうりランド」の絶叫アトラクションにも挑戦してもらった。まずはジェットコースターの「バンデット」。全長1,560m、最高時速110km、最大高低差78m、よみうりランド人気ナンバー1の絶叫アトラクションだ。女子大生の横で腕時計を見つめているのが観測員(39)だ。


そしてなんと「バンデット」の最高心拍数は「125」に達した!!

次に挑戦したのは「ループコースター MOMOnGA」。高さ25mから一気に落下して360度のループに突入する。こちらの立ち乗りバージョンに搭乗した。


「ループコースター MOMOnGA」の最高心拍数は「112」だった!!

最後の「クレージーヒュー・ストン」は、そびえ立つ高さ60mの2本のツインタワー。4Gの重力で垂直上昇のクレージーヒュ−と日本初マイナス2Gの重力で強制落下のクレージーストンだ。今回はヒューの方に挑戦した。


「クレージーヒュー・ストン」の最高心拍数は最高値の「133」だった。彼女は特に上下運動に弱いらしい。心拍数が上がると表情も変わる。次の写真で心拍数が上がっている状態(左)と、平常時(右)を比べてみた。


次に、この3つのアトラクションの心拍数を、映画『ファイナル・デッドブリッジ』の心拍数と重ねてみたのが次のグラフだ。


実際にカラダで体験しているためか、瞬間的な最高値は遊園地のアトラクションの方がいずれも高い。一方、時間で見ると、今回のアトラクションはいずれも3分以内に終わるため、1時間半の映画の方がドキドキの総量としては大きく上回る。

今回、映画やアトラクションで実際に女の子の心拍数は大きく変動することがわかった。「恋の吊り橋理論」が唱えるように、このドキドキが恋愛につながるとすれば、デートムービーPRサポーターの菜々緒さんが言ったとおり、映画『ファイナル・デッドブリッジ』で「男女の距離が縮まる」のは間違い無いだろう。

最叫アトラクション・ホラー映画『ファイナル・デッドブリッジ』は、10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7ほか3D/2D/IMAX 大ヒット上映中。

■関連リンク
『ファイナル・デッドブリッジ』特集
『ファイナル・デッドブリッジ』公式サイト
『よみうりランド』公式サイト