『J・エドガー(原題)』 ワーナー・ブラザース映画配給 (C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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 アカデミー賞最有力候補といわれる、クリント・イーストウッド監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組んだ映画『J・エドガー(原題)』の日本公開(2012年1月28日より)が決定。さらに、レオナルド・ディカプリオ演じるJ・エドガーが登場する場面写真が公開された。

 本作は、世界で最も恐れられ、アメリカを支配した男であるジョン・エドガー・フーバーの半生を実写映画化したもの。彼は、1924年に初代FBI長官に任命され、当時の米国大統領のカルビン・クーリッジから、リチャード・ニクソンまで8代の大統領に仕え、FBIを今のような影響力を持つ巨大な組織へと発展させた。その巨大過ぎる権力から歴代の米国大統領からも畏怖と非難と崇拝の対象にされていたという。しかし、そのイメージもキャリアも人生さえも失いかねない人知れぬ秘密があった。現在に至るまで最も長く政府機関の長を務めた人物の禁断の半生がついにベールを脱ぐ。

 主演を務めるのは、オスカー候補に3度あがったことのあるレオナルド・ディカプリオ。その他に、『21グラム』のナオミ・ワッツや『恋におちたシェイクスピア』のジュディ・デンチ、『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、『かぞくはじめました』のジョシュ・ルーカスといったオスカー候補や受賞歴のあるキャストが勢揃い。さらに、人気TVシリーズ『Justified』のデイモン・ヘリマン、TV映画『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』のケン・ハワードも出演する。

 脚本は、『ミルク』でアカデミー賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが担当。製作を担当するのは、イーストウッドのほか、『フロスト×ニクソン』でアカデミー賞候補になり、『ビューティフル・マインド』で同賞を受賞したブライアン・グレイザー、『ミスティック・リバー』と『硫黄島からの手紙』で同賞にノミネートされたロバート・ローレンツ。また、製作総指揮を、ティム・ムーア、エリカ・ハギンズが務める。さらに、撮影、美術、編集、衣装を担当するスタッフには、イーストウッド作品の常連が顔を揃えた。

 今回、公開されたのは、J・エドガーが多くの人の注目が集まる中で、険しい表情で何かを語っている場面写真。一体、この表情が何を意味するのだろうか。

 2012年1月28日(土)全国ロードショー。

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