満島ひかり(C)「ラビット・ホラー」製作委員会2011

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 神出鬼没の“ウサギ男”に襲われる恐怖を描いた映画『ラビット・ホラー3D』。あの『呪怨』の清水崇監督が、ホラーで習得したショック演出を3Dに活用して、さらなる恐怖を生み出したことで話題となっている。

 その方式は、3Dの“奥行き効果”で観客を恐怖世界に引き込みながら、3D映画本来の持ち味である“飛び出し効果”を強化したこと。そのことで、ハリウッド製3Dとはひと味違う刺激的空間を創出し、新たなホラーの世界をつくりあげたのだ。

 この映画の3Dへのこだわりは、半端ではない。なんと作品の宣伝も3Dでやっている。それがこちらである。


映画「ラビット・ホラー3D」予告編 3D版 - 満島ひかり 香川照之

 予告編を3Dで配信するとは、前代未聞ではないだろうか。しかし、3Dへの執念は、さらにそれだけでは止まらなかった。他にも出演者へのインタビューまでも3Dで配信してしまったのだ。


映画「ラビット・ホラー3D」 3D版 満島ひかり インタビュー


映画「ラビット・ホラー3D」 3D版 香川照之 インタビュー

 恐ろしいまでの3Dへのこだわりである。ただ、満島ひかりが「シュシュシュシュ」と声を発しながら機敏に動いたり、「監督は、変な奴です。おじさんのふりした童顔の人です」と悪口(?)を言っているところは、恐怖と言うより、クスッと笑ってしまう。まあ恐怖とは程遠いが、その無邪気な姿がかわいらしいので良しとしよう。
 
 実際に3Dでこの動画を見たいという方は、こちらで簡単な「3Dメガネのつくり方」を紹介しているので、早速トライしてみよう。

 本作は、9月17日(土)より全国ロードショー。

映画『ラビット・ホラー3D』- 作品情報
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