園子温監督『ヒミズ』の第3弾キャスト発表! 窪塚、吉高、AAA西島、鈴木杏が出演
世界の映画祭から高い評価を受け続けている園子温監督が、古谷実による人気コミックを映像化した映画『ヒミズ』(2012年春公開)。第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品も決定して注目を集めている本作の新たなキャストが発表された。
本作は、未来を失くした少年と、愛にすがりつく少女の物語だ。舞台となるのは“3.11”後の日本。住田祐一の願いは、「普通」な大人になる事。茶沢景子の夢は、愛する人と守り守られ生きること。そんな2人の日常は、“ある事件”をきっかけに一変する。自ら破滅に向かっていく住田と、彼を救おうとする茶沢。果たして、彼らの未来に再び光は降り注ぐのか。
園子温監督は、『愛のむきだし』をベルリン国際映画祭、『冷たい熱帯魚』をヴェネチア国際映画祭、『恋の罪』をカンヌ国際映画祭に出品されているが、コンペンション部門への出品は初となる。
メインキャストを務めるのは、数多くの映画やドラマに出演する染谷将太と二階堂ふみの若手俳優。そして、園子温監督作品の常連キャストである、渡辺哲や吹越満、光石研ら個性豊かな俳優陣が脇を固める。
それに加え、今回新たに4人のキャストが発表された。本作が園子温監督作初出演となる窪塚洋介、鈴木杏。さらに『紀子の食卓』で鮮烈な印象を残した吉高由里子、『愛のむきだし』で“愛に飢えた盗撮男”という難役を演じきったAAAの西島隆弘が再び園監督作に出演する。
今回、発表されたキャスト陣からのコメントが届いた。
窪塚洋介
「ひやかし程度の出演ですけど、園監督と御一緒出来てだいぶ楽しかったです」
吉高由里子
「1日だけ参加させていただきました。なので、現場全体がどういう雰囲気で前進しているかあまりわかりませんでしたが、その日だけで感じたのは、何かが決壊したような自由で勢いのある作品になりそうだということです」
西島隆弘(AAA)
「『愛のむきだし』以来約4年ぶりの園監督とのお仕事でしたが、あの頃を思い出すくらい、園ワールド全開のLIVE撮影を久しぶりに味わえました! 最高に気持ちが良かったです! もっと出たかった! 漫画も読んでいたので、出来上がりが楽しみです」
鈴木杏
「いつも観て圧倒されていた園子温監督の作品に参加出来てとても嬉しかったです。もっと現場に居たかった!」
出演シーンは多くないものの、園監督作品に関われたことへの喜び、本作への期待が伺える。
原作者・古谷実は、「行け!稲中卓球部」で一時代を確立したカリスマ漫画家。本作の原作では、ギャグ路線を完全に封印。刺激的かつ野心的な作風で今、最も目が離せない鬼才監督・園子温が、実写化を実現させた。園は、“3.11”直後、急遽脚本を書き変えたという。果たして、2人がタッグを組んだ本作は、どのような世界観を魅せてくれるのだろうか。誰もみたことがない、全く新しい青春映画が誕生する。
2012年春より、シネクイントほか全国順次ロードショー。
【関連ニュース】
・受賞なるか、園子温監督の最新作『ヒミズ』がヴェネチア国際映画祭への正式出品が決定
本作は、未来を失くした少年と、愛にすがりつく少女の物語だ。舞台となるのは“3.11”後の日本。住田祐一の願いは、「普通」な大人になる事。茶沢景子の夢は、愛する人と守り守られ生きること。そんな2人の日常は、“ある事件”をきっかけに一変する。自ら破滅に向かっていく住田と、彼を救おうとする茶沢。果たして、彼らの未来に再び光は降り注ぐのか。
メインキャストを務めるのは、数多くの映画やドラマに出演する染谷将太と二階堂ふみの若手俳優。そして、園子温監督作品の常連キャストである、渡辺哲や吹越満、光石研ら個性豊かな俳優陣が脇を固める。
それに加え、今回新たに4人のキャストが発表された。本作が園子温監督作初出演となる窪塚洋介、鈴木杏。さらに『紀子の食卓』で鮮烈な印象を残した吉高由里子、『愛のむきだし』で“愛に飢えた盗撮男”という難役を演じきったAAAの西島隆弘が再び園監督作に出演する。
今回、発表されたキャスト陣からのコメントが届いた。
窪塚洋介
「ひやかし程度の出演ですけど、園監督と御一緒出来てだいぶ楽しかったです」
吉高由里子
「1日だけ参加させていただきました。なので、現場全体がどういう雰囲気で前進しているかあまりわかりませんでしたが、その日だけで感じたのは、何かが決壊したような自由で勢いのある作品になりそうだということです」
西島隆弘(AAA)
「『愛のむきだし』以来約4年ぶりの園監督とのお仕事でしたが、あの頃を思い出すくらい、園ワールド全開のLIVE撮影を久しぶりに味わえました! 最高に気持ちが良かったです! もっと出たかった! 漫画も読んでいたので、出来上がりが楽しみです」
鈴木杏
「いつも観て圧倒されていた園子温監督の作品に参加出来てとても嬉しかったです。もっと現場に居たかった!」
出演シーンは多くないものの、園監督作品に関われたことへの喜び、本作への期待が伺える。
原作者・古谷実は、「行け!稲中卓球部」で一時代を確立したカリスマ漫画家。本作の原作では、ギャグ路線を完全に封印。刺激的かつ野心的な作風で今、最も目が離せない鬼才監督・園子温が、実写化を実現させた。園は、“3.11”直後、急遽脚本を書き変えたという。果たして、2人がタッグを組んだ本作は、どのような世界観を魅せてくれるのだろうか。誰もみたことがない、全く新しい青春映画が誕生する。
2012年春より、シネクイントほか全国順次ロードショー。
【関連ニュース】
・受賞なるか、園子温監督の最新作『ヒミズ』がヴェネチア国際映画祭への正式出品が決定