ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の就任決定から一夜明け、インテルにいきなり最初のサプライズ補強が起きた。サントスに所属するブラジル人DFジョナタンの獲得が間近に迫っているようだ。1986年生まれの同選手は、550万ユーロ(約6億5000万円)の移籍金でインテルの選手になる見込み。年俸150万ユーロ(約1億8000万円)の4年契約を交わすようだ。これにより、レアル・マドリーへの移籍の噂がたえないDFマイコンは、より移籍に近づいたと考えられるかもしれない。

新監督は、古巣ジェノアからの補強を考えている。FWロドリゴ・パラシオがその選手のようだ。FWゴラン・パンデフとのトレード案が浮上している。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、この取引が可能だと考えているが、「適切な条件の場合のみ」としており、安売りするつもりはない。

ガスペリーニ監督がジェノアから引き抜きを狙っているのは、パラシオだけではないようだ。24歳のMFユライ・クツカもターゲットになっている。同選手にはミランも関心を示しているが、インテルはそれよりも早く獲得を決める可能性がある。