眞鍋かをり月給420万円? 和田アキ子もびっくり
タレント眞鍋かをりさん(28)の年収が5000万円もあると、元所属事務所が明かした。事務所移動騒動の最中にある眞鍋さんは「働いても働いても月給30万円」などと報じられ、安月給に同情の声も出ていたが、今度は一転バッシングに発展している。
タレントがどれくらい給料を貰っているかは謎だ。テレビに頻繁に登場する売れっ子になっても、固定給契約の事務所に所属するタレントは低かったり、個人事務所などは収入の多くが自分の懐に入るため、さほど売れていなくても高給となる場合があったりするからだ。
「うちら芸能人としてはフェーッ!!」
眞鍋かをりさんの2009年の月給が420万円ではないかという見方が出たのは、元所属事務所アヴィラの発表からだ。アヴィラ社長の法人税法違反事件により家宅捜索を受け、屈辱的な思いをしたとして眞鍋さんがアヴィラとの契約解除を求めた。これに関連して、2010年3月29日、元所属事務所はマスコミ各社にファックスで、眞鍋さんの家宅捜索は「眞鍋本人への脱税容疑だった」と伝えた。そして、眞鍋さんの09年の月給は420万円で、420万円のうち180万円を母親が経営する会社に振り込んでいたと説明し、これが「脱税」になるとした。
2010年4月4日放送のTBS系「アッコにおまかせ!」でもこの給与が話題になり、司会の和田アキ子さんは、
「420万円は凄いですよ。うちら芸能人としてはフェーッ!! みたいな」
と驚いた。同番組に出演したマリエさんもこういった。
「芸能人って、そんなに儲かるの?」
出川哲朗さんは、
「これだけ稼ぐというのは、相当(ランクが)上の人だよね」
と話した。
「働いても働いても給与上がらない」は嘘??
実は、眞鍋さんの月給は活躍の割には低い、ということが以前報道されていて、今回の事務所との契約解除も給与の低さが原因の1つとされてきた。例えば、写真週刊誌「フラッシュ」の10年3月2日号でも、
「この事務所はたびたび話題に上るほどタレントや社員の給料が安いことで有名なんです。眞鍋さんはデビューしてすぐに不満を漏らすようになった」
と書いている。眞鍋さんの月給は30万円で、「働いても働いても給与が上がらない」ことが事務所からの独立の原因などと書いた週刊誌もある。
眞鍋さんの月給がなぜ高いのか、アヴィラに問い合わせてみたが、「担当者が不在」ということで回答は得られていない。眞鍋さんはテレビのレギュラーは2本だけだが、11社とCM契約を結んでいて、このCMによる収入が月給に反映された可能性が強い。
一方、ネットでは、眞鍋さんに対して、
「活躍しているのに給与が安くて気の毒だ」「事務所移籍もやむなし」
という同情的な声が多かったのだが、実は月給が420万円であることを知り、同情からバッシングに変わった。「2ちゃんねる」にもスレが立ち、
「薄給庶民派キャラ崩壊www」
「少なくとも薄給でこき使われてるってうわさはデマだったな」
「散々がっぽり稼がせてもらっといて何かあればすぐ事務所にたてついて…」
などと書き込まれている。
エスパー伊東の年収2000万円は本当
意外に高給取りだったことが分かったタレントはほかにもいる。エスパー伊東さんだ。TOKYO MXで10年4月3日に放送された「小島×狩野×エスパー 3P(スリーピース)」という番組でのことだ。
年収は公表しないという所属事務所の方針で、金額に関する音声は消されていていたが、エスパーさんは指を2本立てていて、小島さん、狩野さんの口の動きから年収は2千万円というのがはっきり分かる。
「君たちもこれくらい貰っているんでしょ?」
とエスパーさんが訊くと、小島よしおさん、狩野英孝さんは「とんでもない」と大きく首を振って否定した。
エスパーさんは公園でたむろしている人達にお金を配ったり、酒を振る舞ったりするのだという。その額は1日で40万円になることもあるそうだ。子供の頃から貧乏で、タレントになっても財布に10円すら無い日もあった。そんな経験からお金が入ると嬉しくなって、お金のない人に、つい振る舞ってしまうのだという。番組では
「エスパー伊東のセレブ伝説は本当だった!」
と伝えた。
しかし、テレビではたまに見かけるだけのエスパーさんは、そんなに稼いでいるのだろうか。所属事務所のアネットによると、テレビ出演による収入は殆どないのだという。それでは何で稼いでいるかと言えば、結婚式。ゲストとして、トランクに入り結婚式場に運ばれサプライズで登場する。トランクから出た後は金のガウンを身にまとい、おめでたい内容の芸を披露するという。
「エスパーの年収は言えませんが、出演料は20万円でそれを月に20回受けています。計算をしてもらうとだいたいの年収は分かると思います」
とアネットは説明する。ちなみに、エスパーさんは「J-CASTニュース」の大ファンで、毎日記事の更新を楽しみにしているのだそうだ。
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