FWマリオ・バロテッリは、またしても家に残ることになった。インテルの若手FWは、16日にロンドンで行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦セカンドレグのチェルシー戦、20日のセリエＡ第29節パレルモ戦に続いて、24日に開催されるリヴォルノ戦の招集メンバーからも外されている。

しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督は、攻撃陣にほかの問題も抱えてしまった。FWディエゴ・ミリートは23日午前の練習でももの筋肉を痛めてしまい、すぐに検査を受けている。24日夜にはリヴォルノ戦が待っているが、チーム内得点王の出場は微妙な状況となった。

さらに、オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルやDFダヴィデ・サントンが招集外。ひざが腫れているサントンの代わりに呼ばれたのは、プリマヴェーラ（ユースチーム）のFWマッティア・デストロ。先週の土曜日に19歳の誕生日を迎えたばかりの若手である。

一方で、DFクリスティアン・キヴの招集メンバー復帰といううれしいニュースも届いた。１月６日のキエーヴォ戦で頭がい骨を骨折した彼は、手術を受けて復帰に向けた準備を続けていた。今では試合に出場できる状態まで回復したようで、招集メンバーに復帰。完全復活への大きな一歩を踏み出している。