UEFAの本部があるスイスのニヨンで19日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝以降の組み合わせ抽選会が行われた。

イタリア勢で唯一、勝ち進んでいるインテルは、CSKAモスクワを引いている。ファーストレグをサン・シーロで戦い、セカンドレグが敵地モスクワであることは懸念材料かもしれないが、それでも良い抽選結果だろう。しかし、準々決勝をパスすると、ベスト4ではアーセナル対バルセロナの勝者と対戦することになる。

インテルと対戦することになったCSKAモスクワのロマン・ババエフGM(ゼネラル・マネジャー)は、『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、「インテルはビッグクラブだ。偉大な監督もいる。しかし、我々は我々のベストを尽くすよ。サッカーの世界では何でも起こり得るからね」と話した。

また、準決勝でインテルと再び対戦する可能性があるバルセロナのラファエル・ジェステ副会長は、「運がよかったとは言えないドローだ。セカンドレグをホームで戦えることは救いだね。インテルについて考えるのは早すぎる。まぁ、グループリーグでの対戦(2−0でバルセロナの勝利)とは別物になるだろう。我々にとってもインテルにとっても、その他の6チームにとっても、マドリッドでのファイナルに向けた別の戦いになっているんだ。どのチームも決勝に行く可能性はあるだろう」とコメントしている。

準々決勝の全対戦カードは以下のとおり。

リヨン対ボルドー…1
バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・ユナイテッド…2
アーセナル対バルセロナ…3
インテル対CSKAモスクワ…4

準決勝では、2の勝者と1の勝者が対戦し、4の勝者と3の勝者が対戦する。