ヴェンゲル監督、R・マドリーに忠告
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、レアル・マドリーが招聘を考えているという噂はありがた迷惑だと話した。

スペインでは、CLに敗退したマドリーのマヌエル・ペジェグリーニ監督が解任されるのは時間の問題という報道が出ている。昨夏、2億ポンド以上といわれる大金を投じて大型補強をしたにもかかわらず、CL準々決勝にも進めなかったことで、フローレンティノ・ペレス会長がペジェグリーニ監督に見切りをつけており、昨年6月にペジェグリーニ監督が就任する前にも招聘に動いたヴェンゲル監督獲得に再び乗り出すといわれているのだ。

しかし、ヴェンゲル監督は、「私のことは放ってくれ。私はいつだって契約を全うしてきたし、アーセナルには2011年までいる。その約束を破るようなことはしない」と話した。
「私にとって、今はそういう話をするには最悪の時期だよ。私は(土曜日の)ハル・シティ戦に集中しているし、彼らはレアル・マドリーよりは地味なチームかもしれないが、私の人生では彼らのことの方が今はもっと重要なんだ」
「2億4000万ポンドの移籍金を払っても、CLベスト8は買えないということだよ。欧州の舞台では成功は保証されるものではないのだから」