2009年プロレス大賞MVPに輝いた新日本プロレス・棚橋弘至は、男性ファンからブーイングを浴びる“チャラ男”の天然キャラとして団体を牽引する。

2002年には、交際相手の女性と別れ話のもつれから、ナイフで背中を刺されて重傷を負い、体内の3分の1にあたる1.7リットルもの出血がみられ、命の危機にも直面した。

そんな“チャラ男”レスラーが、25日発売の「週刊プレイボーイ」(2.8/No.6)インタビューに登場。決め台詞「愛してま〜す」が誕生したルーツから、大学時代に所属していたプロレス同好会、プロレス人気の復興に至るまで、その思いの丈を語った。

気になる刺傷事件に関する質問にも答える棚橋は、「あれがあるからチャラ男キャラにも神通力があるという・・・(苦笑)」と前置きしつつ、「(傷は)背中から肺まで達していて1.7リットル出血したんですが、『2リットル出ていたら死んでた』と医者に言われました」と明かした。

さらには、「一回死んだものと考えたら、生きてるだけで丸儲けですからね。しかし、僕はこんなふうにとらえているんです。力道山先生、ブルーザー・ブロディ、棚橋弘至・・・この世界3大レスラーの中で刺されても生きているのは僕だけじゃないかって」と語るなど、天然キャラのエースはどこまでも前向きだった。

■「週刊プレイボーイ」(2.8/No.6)
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