チェルシーに所属するコートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、世界を代表するストライカーだ。カルロ・アンチェロッティ監督率いる今シーズンのチェルシーでも、彼はゴールを量産している。自分が育ったアビジャンの医療施設を充実させたいと考えている同選手が、インタビューに応じてくれた。

−アンチェロッティ監督の下で多くのゴールを決めていますね。

「彼は最高の個性を持った人だよ。素晴らしい経験もあるし、何が起きるか分かるんだ。大きな目標を持っているね。彼のクオリティーは、すぐに僕たちに植え付けられたよ」

−改革はなかったのでしょうか?

「多くの監督は、やってきたもののすべてを自分のものに変えようとする。彼がやっているのは改良だね。これまでに機能していたものを、より良くしようとしているんだ。彼はすぐに信頼を勝ち取った。いつでも準備を整えているね」

−あなたはミラン行きを考えていましたが、ミランがあなたにアンチェロッティを差し出す形になりましたね。

「どんな選手でも、ビッグクラブに行くことを夢見るものだよ。子供の時から、フランスでプレーしていた時もね。ミランのことは好きだ。でも、人生において、常に夢と現実が一致するとは限らないよ」