日本人男性の“草食化”が話題となる昨今は、肉食系女子にとっては物足りない時代と言えるのかもしれない。お目当ての男性と楽しいひと時を過ごし、「さぁ今夜こそ“その時”かも!?」と期待したにも関わらず、「じゃあまたね！」などとあっさり帰られてしまったとしたら、拍子抜けこの上ないだろう。そこで、女性側から積極的に、思わせぶりな言葉をかけたことのある肉食系女子も多いのではないだろうか。

中国の「人民網」では、そんな女性の「エッチに対する思わせぶりな言葉」を特集している。男女にアンケートを実施し、それぞれの言葉を「暗示性」「殺傷力」「情趣」の3点からランク分けしたものだ。かつての中国では考えられないような特集だが、これも“性の解放”が進んでいることの現れなのかもしれない。この特集を見る限り、中国の女性もなかなかの“肉食系”だ。

今回のアンケートで「暗示性」「殺傷力」「情趣」すべてにおいて5つ星を付けられているのが「私、一人暮らしなの」。この言葉は、一人暮らしをアピールすることで、外部に対する無限の開放を相手に示唆しているという。逆に言われた男性は、この言葉を発した女性は「100％エッチのことを考えている」と、あらぬ妄想が広がりそうだ。

それに続くのが、「情趣」4つ星、「暗示性」「殺傷力」が5つ星の「1杯飲んでいかない？」だ。映画やドラマなどでもよく使われる言葉だが、これはとてもわかりやすい意思表示といえよう。家までわざわざ付いて来て本当に1杯だけ酒を飲んで帰る男性がいるとしたら、それはあなたにほとんど興味のない証拠である。次の男性を狙うほうが賢明だろう。

次に続くのが、ストレートな中国人女性らしい表現だが、「あなたは白い下着を付けているんじゃないかなって思うんだけど」だ。独特な言い回しのため、日本人にはピンと来ないかもしれないが、下着の話題を相手にふるのは、暗に「あなたの下着を見たい（＝エッチがしたい）」ことを意味するそうだ。そのため、下着の色はまったく関係なく、赤だろうが黒だろうが同じ意味だという。指摘する色が赤や黒だと「いやらしさ」が前面に押し出されてしまうため、女性としての恥じらいがあらわれているのかもしれない。

上記3つには「暗示性」「殺傷力」「情趣」それぞれの点において及ばないが、「あなた疲れているようね。ちょっと休む？」「今とても寂しいの」「あなたって昔の恋人に似ているわ」なども、男性にとって女性の期待感をキャッチしやすい言葉だという。