「私の中では、トッティはもう存在していない」。イタリア杯アウェーのASローマ戦を前に、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、ASローマ主将のフランチェスコ・トッティ(32)に挑戦状を叩きつけた。

「私の引退試合に彼は姿を現さなかった。それが引き金となり、彼との関係は途絶えたよ。彼をデビューへと導いたのはASローマ時代の私だったのだが…。当時ASローマの監督だったボシュコフと話し合い、ブレーシャ対ASローマ戦でトッティ起用を促したこともあった」とミハイロビッチ監督。

続けて「彼との関係は、1年前までは良好だった。しかし、私の引退試合をきっかけに事態は一転した。彼は私に『試合には顔を出す』と約束していたにも関わらず、姿を見せなかった。試合直前に彼に電話を入れたが、彼が電話に出ることはなかった。その後、彼が他の試合に出場したことを知ったが、詫びの言葉一つなかったよ。そういうわけで、私の中ではトッティはもう存在していないようなものだ」とコメントしている。