24日にローマのオリンピコでコッパ・イタリア決勝が行われ、ローマがインテルを2−1で下して優勝。連覇を果たすと共に、リーグ戦で最後まで優勝を争ったライバルにリベンジした。
 試合は35分にピサロのCKからメクセスが先制すると、53分にはヴチニッチとのワンツーからペロッタが追加点。インテルは途中出場のペレが60分すぎに1点を返すにとどまった。
 主将のトッティはケガでこの日もプレーできなかったが、ナポリターノ大統領からトロフィを受け取った。

 ルチアーノ・スパレッティ監督は記者会見で、「素晴らしいファンとともにこのお祭りを楽しむことができた。インテルとの差はたいしてないことを示すために、この勝利が必要だったわけではない。試合前には選手に、リーグ戦も最高だったが、それをもっと素晴らしくすることができるぞと伝えたんだ」と話した。
 これで両者は4シーズン連続で決勝で顔を合わせ、最初2年はインテルが、昨年はローマが2試合合計7−4で勝利。今年から1試合で決着がつくことになった。