「この映画に出演して毎日夢の中のようでした」と語るチョウ・ユンファ

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海賊たちの存亡をかけた決戦を壮大なスケールで描く「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(5月25日、全世界同時公開)。その物語の中で、伝説の9人の海賊の一人であるサオ・フェンを演じるのが、アジア映画界のスーパースター、チョウ・ユンファだ。
スキンヘッドに顔に大きなある中国海賊サオ・フェンをどのように演じたのか、チョウ・ユンファに話を聞いた。

■「パイレーツ・オブ・カリビアン」の作品に対する感想と、完結編である「ワールド・エンド」に出演された感想をおねがいします。

私は、一作・二作目のファンだったので、この映画に出演して毎日夢の中のようでした。しかも、大好きな俳優と毎日一緒にいることができたわけですから。
また、私が演じたサオ・フェンは、白人たちの海賊に頼まれてジャック・スパロウを助けに行いき、最後には死んで行くという。この過程は、今まで私が経験した映画の中でまったく経験がなかったことでした。
 
■伝説の海賊の一人ということで、どのように役作りをされたのでしょうか。また特に気をつけたことはありますか。

特に役作りで注意したことはありませんでした。それは、脚本がとても素晴らしく、監督は素晴らしい才能のある方で、私はその通りに演じれば良かったんです。

■ゴア・ヴァービンスキー監督の下での撮影はどうでしたか。また、他の共演者はどうでしたか。

ジョニー・デップやオーランド・ブルームとの撮影が少なく、キーラ・ナイトレイとジェフリー・ラッシュとの撮影が多かったので、少し残念ですね。機会があれば、彼らとまた競演したいと思います。

■ゴア監督から演技指示はありましたか。また撮影の中でご自身が考えたアドリブなどは入れられたのでしょうか。

確かにありすね。でも私がアドリブで演技をしていると、監督から「それはやり過ぎだから、もう少し減らしてほしい」という指示があることもあります。それが、役者と監督の関係だと思うんです。今回の映画の中でも、ゴア監督はコンパスのようでしたね。私はひたすら南へと進むのですが、監督は常に正しい方向を向いていて、あるべき方向を教えてくれる関係です。

1984年、アジア映画祭主演男優賞を獲得しているチョウ・ユンファが、いぶし銀の演技で「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界を彩っているのか。是非、映画館で見てほしい。

監 督:ゴア・ヴァービンスキー
製作総指揮:マイク・ステンソン 、チャド・オマン 、ブルース・ヘンドリックス 、エリック・マクレオド
出 演:ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ その他
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
公式HP:http://www.disney.co.jp/pirates/
5月25日(金)、全世界同時公開

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