本心では相手が好きなのに、気持ちとは裏腹に現実の態度では冷たく接してしまう"ツンデレ"
現代用語の基礎知識にも収録された"ツンデレ"。もう一般的になったともいえそうな言葉ですが、知ってるつもりで考えてみると、使い方がわからない、意味はどんな意味だったっけ? というようなことは意外とあるのものです。

いまさら、"ツンデレ"ってなに?って、人に聞くのもなにやら"気恥ずかしく"感じますね。

そんな"ツンデレ"は、ゲームキャラクターに対して使われたことから発生し、四文字で使いやすかったこともあるのでしょう。ネットの世界からマスメディアを通して広がります。ついには、雑誌やテレビなんどでも取り上げられて、一般の人が使う機会も一気に増えました。

恋愛は、男女を問わず関心の高いテーマでもあり、恋愛用語である"ツンデレ"は、身近な言葉になりつつあります。

では、いまさら聞けない"ツンデレ"を紐解いてみましょう。

ツンデレとは?

恋愛などで、本心では相手が好きなのに、気持ちとは裏腹に現実の態度では冷たく接してしまう様子や、通常は冷たい態度の"ツン"ですが、特定の条件下では甘える"デレ"になることを指します。

日本のギャルゲー業界から発祥して、アニメや漫画などのサブカルチャー用語として使われ始め、一般のマスメディアで紹介されたことで、より広く知られるようになりました。
ちなみに、ツンデレキャラの愛好者を"ツンデレラ(ツンデレラー)"と呼ぶケースもあり、2006年の新語・流行語大賞にもノミネートされています。

ツンデレはどうして生まれた?

2000年前後に人気があった恋愛シミュレーションゲームの登場人物に対して使われたのが最初といわれているようです。そのあと、掲示板"2ちゃんねる"で多く用いられるようになり、サブカルチャー好きなネットユーザーを中心に使用され、使用されるユーザーの範囲が拡大されていきました。

ツンデレの多様化

当初は、男女の恋愛模様に対して使用されていた"ツンデレ"も、ライバル関係や親子関係にまで使われるなど、広範囲に使われるようになってきています。特に、2006年以降は、大手メディアや女性ファッション誌などでも使われるようになったことで、一般の女性にも浸透してきています。

ツンデレの使い方 - 間違えやすい使い方の注意ポイント

よく間違った使われ方に、恋愛の進行過程で使ってしまう例があります。一般に、恋愛が深まって、徐々にデレデレしていく場合は、通常の恋愛であって、"ツンデレ"とはいいません。

"ツンデレ"とは、最初から相手への気持ちや態度において"ツン"と"デレ"が明確に分離・存在しています。また、"ツン"と"デレ"の切り換えが素早く、落差も大きいことが重要とされています。

ツンデレの種類

ツンデレの種類には、主人公嫌悪型、素直になれない型、高飛車型、女王様型など、いろいろあるようです。

ツンデレに似た用語

あまり一般的ではありませんが、一部のユーザーの間では、ツンデレに似た表現(亜種)もたくさん使われているいるようです。

・ツンエロ
通常はツン状態で、デレ時にエロ行動をとります。

・ツンギレ
通常はツン状態で、デレ時に切れます。

・ツンツンデレ
通常のツン状態が長く、デレに移行することが少ない場合を指します。

・デレツン
通常はデレで、特定の条件化ではツン状態になります(ツンデレの正反対の行動を指します)。

・クーデレ
ツン状態が、クールな場合を指します。


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