「ガッツ」小笠原道大氏の娘・茉由さんが初舞台 彩の国芸術劇場「永遠の一秒」でヒロイン演じる
プロ野球・日本ハムファイターズや読売ジャイアンツで活躍した小笠原道大さんを父に持つ小笠原茉由さんが初舞台に上がる。
2019年5月2日から6日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場小ホールで行われる舞台「永遠の一秒」に出演。ヒロインの大役を任されている。
オーディションで主役勝ち取る
小笠原茉由さんは日本大学映画学科演技コースの3年生。1999年1月生まれの20歳だ。
彼女が出演する「永遠の一秒」は2015年の池袋演劇祭の優秀賞を受賞。18年4月に上演し、平日の3日間で1000人を動員した。太平洋戦争末期に散ったはずの特攻隊員が現代にタイムスリップするという設定で、茉由さんは現代と過去の2つのパートでヒロインを務める。
茉由さんは2019年4月23日からブログを開設しており、そこで舞台について、
「とにかく小笠原毎日命削る想いで頑張ってます。。。!!」
など気合十分のようだ。
役者としての可能性は未知数。関係者は茉由さんにどういった印象を持っているのだろうか。
26日、J-CASTニュース編集部は「永遠の一秒」のプロデューサーである木原真弓さんに取材を行った。
オーディションを勝ち上がって出演をもぎ取った茉由さんだが、その決め手は何だったのか。
「自分の気持ちで素直に表現していた」
親の七光りと言われたくないと必死に頑張っている茉由さんの熱意もポイントだったそう。
また、過去のパートの衣装として、もんぺを着用。オーディションの段階では着ないが、
「彼女がもんぺ姿になるのがイメージできた」
と木原さん。現在と過去を演じる上で「彼女の素朴なイメージ」が大事だった。
3月から稽古もスタートし、その中で印象は変わってきたのか。
「本読みのときに声が小さくて『あれ?どうしたんだろう』と思いましたが、レッスンで自信をつけて堂々と台詞を自分の言葉にできています」
本番も近づき、茉由さんへの期待は確信に変わりつつある。
「素朴な過去と今風の女の子の現在。2役のギャップを楽しんでもらえたら」
と見どころについてもコメントしている。
「永遠の一秒」は星組と風組で上演され、茉由さんは星組に出演する。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)