神谷明

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『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の公開記念舞台あいさつが、9日の都内で行われ、神谷明、伊倉一恵、山寺宏一戸田恵子、ゲスト声優の飯豊まりえ、こだま兼嗣総監督、そして原作者・北条司氏が登壇した。

同作は、テレビアニメの放送30周年を記念して、20年ぶりの新作アニメとして復活。現代の新宿を舞台にオリジナルストーリーで映画化された。

公開2日目の舞台あいさつに立った北条氏は、見終わったばかりの観客に「面白かったですか?」と感想を確かめる場面も。そこで起きた拍手が予想以上だったのか「マジ感動してる」と声をもらし、体を前後に揺れ動かしながら「ゾクゾクしている!」とその感動の度合いを表現した。


北条司氏、こだま兼嗣総監督


原作は1985年「週刊少年ジャンプ」で連載開始。87年にTVアニメが放送開始され、シリーズ140話、スペシャル3作に加え、劇場版3作を数えてきた。


伊倉一恵、神谷明


冴羽リョウ役を20年ぶりに演じた神谷は「(吹き込む)声もそうですが、演技のテンポ、スピード感など、不安があった」と振り返り「それでも、スタジオに入ってレギュラー声優さんの声を聞いた瞬間にあっという間に戻りました」とコメント。リョウの相棒・香役の伊倉も「神谷さんの“もっこり”を聞いた瞬間戻りました。(香が)ハンマーで殴り飛ばしたら、イケるかなと思った」とお馴染みのやり取りで、手応えを掴んでいたという。

新たな作品が生み出されて、楽しさを実感した二人。伊倉は「映画をやったら、また、欲が出てきてしまった。深夜、BSでもいいので、シリーズでやってみたい」と望むと、神谷も「僕もそう、でも大きな望みは持たっていなくて、大先輩である山田康雄さんがやってらっしゃった『ルパン三世』のように、時々帰ってくる。そういうものになったらうれしい」を語りかけ、今後の展開に期待を寄せていた。

※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記


北条司氏、こだま兼嗣総監督、伊倉一恵、神谷明飯豊まりえ山寺宏一戸田恵子


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『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』 - 公式WEBサイト