愛弟子ビエラの移籍も条件に(写真:EFE提供)

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 29日付のスペイン・スポーツ紙“AS”は「現ユベントスの指揮官ファビオ・カペッロが来シーズンにレアル・マドリーを指揮する可能性あり」と報じている。

 同紙によると、カペッロは現在、ある条件をレアル側に提示し、その条件がクリアされればレアルの監督就任を認めているとのこと。その条件とは、アドリアーノ、イブラヒモビッチ、ビエラ、ジェラードという4人のスター選手をレアルが一挙に獲得すれば、というものだ。カペッロのこの要望どおりにレアルが動けば、レアルは推定1億5000万ユーロ(約207億円)を選手補強に費やすこととなる。

 しかし、そこは毎年のように金額に糸目をつけず大物選手を次々と獲得してきたフロレンティーノ・ペレス会長のこと、カペッロ招聘のためには「この4選手の同時獲得も無きにしもあらず」といったところかもしれない。

 カペッロ自身も最近「監督生活の最後は、イングランド、イタリア、もしくはスペインで送りたい」と語っていることから、同紙では「カペッロはユーベで満足しているとはいえ、レアルの監督就任に対してもまんざらではない様子が窺える」と締めている。