横野レイコ氏

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2018年10月17日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、8日に亡くなった大相撲の元横綱・輪島大士(本名・輪島博)さんの生前のエピソードを披露した相撲レポーター・横野レイコ氏に批判の声が殺到している。

この日は、輪島さんと40年来の親友である元プロ野球選手の田淵幸一氏がゲスト出演。輪島さんが現役時代、地方場所では寺などに宿泊する角界の慣習に従わず、ホテルを宿舎代わりに使っていたエピソードなどを語った。

「どっか行くとブリーフはいて帰ってくる」

田淵氏のエピソードが終わり、MCの坂上忍さんから話題を振られた横野氏は「本当にみんなから輪島伝説いっぱい聞くんですよ」と熱い口調で切り込んだ。

横野氏によると、輪島さんは現役時代、パンツとシャツとステテコを毎場所10組、力士ご用達の店舗に発注していたという。

輪島さんのように毎場所、下着を10組も発注する力士は珍しく、横野氏は「今の関取にもいない」と語った。

なぜ輪島氏が10組もの下着を毎場所発注したかは明かされなかったが、横野氏は「シャツとステテコははかないから、パンツだけはくために毎場所作るんだけど、それがどっか行くとブリーフはいて帰ってくる」とのエピソードを披露。

さらに横野氏は「どこかにブリーフ置いてあるところがあるんでしょうね。それで毎場所作る」と続けた。

「奥さんもお子さんもまだ悲しみの中にいらっしゃるのに...」

横野氏は輪島さんの豪快なエピソードとして語ったようだが、ネットではそうはとられていないようで、故人に対する非礼であるとの批判が殺到した。

「奥さんもお子さんもまだ悲しみの中にいらっしゃるのに、こんな話... 亡くなったら何を話してもいいのか?」
「亡くなられた、人に対して、モラルの欠けた発言ですかね!故人に対しての発言では、ない!」
「下品だよ! 故人の下着の話なんかやめろ!」

この横野氏の発言に対してMCの坂上忍さんは「いい時代。横綱なんだから」とフォローをしていた。

輪島さんの葬儀・告別式は15日、都内の葬儀所で営まれ、角界関係者をはじめとし、スポーツ界、芸能界から約300人が参列した。