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 オードリー・春日俊彰(38)が『得する人!損する人!』(日本テレビ系)の企画で東大受験に本気で取り組んでいると、28日発売の『女性自身』(光文社)が報じている。同番組は「脳に効く得ワザを使えば東京大学に合格できる」という企画に春日を指名。当初は嫌がった春日だが、現在は番組の用意したカリスマ講師の指導のもと、1日3時間の勉強で驚異的な成長を見せ、お茶の間の注目と声援を集めているという。

「春日の地頭の良さは業界内でも知られてましたが、試しにやらせたセンター試験の過去問で古文で満点を取るなど、番組関係者の間で”もしかしたら?”という期待が広がっています。カリスマ講師・時田啓光も「高校3年間の数学を3ヶ月で終えた。ものすごく飲み込みが早い」と驚いていました。また元々、日大付属高に在籍しながら内申点が足りず内部進学に断念し、3ヶ月の勉強期間で一般受験の日大商学部に合格してます。1年あれば東大も可能性があるでしょう」(テレビ番組関係者)

 その一方で、春日の東大受験で割を食った人物がいる。それがロンドンブーツ1号2号・田村淳(43)だ。

「田村は9月20日にAbemaTVで『人生を賭けた重大発表』を実施すると発表。番組の模様は、23日に渋谷スクランブル交差点の屋外大型ビジョンをはじめ、原宿、名古屋・栄、大阪・道頓堀でも生放送。しかし、発表したのは『青山学院大学の受験』。時期的に衆議院解散を受け、にわかに政界進出かと憶測が流れる中だったのでマスコミ各社の肩すかし感がハンパではなく、日本中から大ブーイングを受けました。おまけに”青学”という微妙なチョイスに『そこはお笑いだったら東大だろ』と同じお笑い芸人の春日を引き合いに出されて、笑い的にも学力的にも視聴者からガッカリ認定されてしまいました」(週刊誌記者)

 芸能人の間で「大学入学」が流行していると言われ、テリー伊藤(67)と杉村大蔵(38)が慶応大学大学院に入学したのをはじめ、多くのタレントがこっそりと入学を果たしている。田村の青学受験が残念な批判を受けるのはひそかに受験勉強して入学すればいいものを、番組の企画にした上、あわよくば合格しようと射程圏の目標を設定したことにあると同記者はいう。

「田村が中途半端な青学を選んだのは”AbemaTV”の藤田晋社長の出身校だからという噂もあり、さらに反感を買っています。”地上波はダメ”と言い切った田村は今AbemaTVにベッタリ。「後輩になってまで、ゴマをするか?」と失笑されています」(同記者)

 とはいえ、受験は結果次第。お笑い芸人たちは、来春の合格を手にすることが出来るのだろうか?

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。