「スマートEX」記者会見の様子

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 西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区)は8月25日(金)、より幅広いユーザーが利用出来る新サービス「スマートEX」について発表を行った。

同サービスは9月30日(土)より開始し、年会費無料、専用クレジットカードなしで、普段使っている交通系ICカードとクレジットカードの登録をすると、スマートフォンやパソコンで予約し、登録した交通系ICカードで東海道・山陽新幹線に気軽に乗車できるというもの。

既にある同社の「エクスプレス予約」は、対象のクレジットカードに入会し、専用のICカードで乗車するもので、お得な会員価格や利用回数に応じた特典もある。一方、新サービス「スマートEX」は、価格は駅でチケットを購入するのとほぼ同じであるが、往復割引や早得商品が用意されており、全国の相互利用対象のSuicaやPASMOなど10の交通系ICカードで新幹線に乗車できる。「エクスプレス予約」と同様に、スマートフォンやパソコンから簡単な操作で予約でき、改札入場前などの条件を満たしていれば、何度でも手数料なしで予約変更も可能だ。

新幹線から在来線への移動もそのままICカードで簡単に乗り換えられることから、新幹線のヘビーユーザーでない人に気軽に観光や、帰省時に使ってほしいとのこと。乗車券として登録できる交通系ICカードは、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、SUGOCA、はやかけん、nimoca、ICOCAとなっている。

またサービス開始を記念し、9月30日(土)から11月30日(木)まで「スマートEX」デビューキャンペーンが実施される。キャンペーン期間中に「スマートEX」を利用して新幹線に乗車し、アンケートに答えると抽選で「N700Aダイキャスト」や「ICカードケース」があたる。【ウォーカープラス編集部/千束】