ヤマト運輸がドライバーの勤務管理手法を見直すことが14日、分かった。共同通信が報じた。

 サービス残業の解消に向け、ドライバーの勤務管理を、出退勤時刻を示すタイムカードによる簡素な仕組みにする方向だ。

 同社ではドライバーのサービス残業が常態化しており、親会社のヤマトホールディングスは、グループ社員約7万人を対象にサービス残業の実態を調査している。過去2年間のサービス残業が累計約1000時間に上り、未払い賃金が150万円程度になる社員もいるとみられる。

ヤマト運輸、勤務管理見直しへ サービス残業、千時間も(共同通信)