インテルが大型補強狙う、A・サンチェス獲得へ90億円超を準備か

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルが、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得に向けて動いているようだ。スペインメディア『Fichajes.net』の報道を引用し、イギリス紙『テレグラフ』が14日に報じている。

 報道によると、インテルがサンチェス獲得に向けて動いている模様だ。同選手は2018年6月末まで現行契約を残しているが、アーセナルとの契約延長には合意していないとのことで、インテルは獲得の可能性があると考えているようだ。移籍交渉はすでに始まっているとも伝えられており、取引が成立した場合の移籍金は8000万ユーロ(約90億3000万円)に達すると報じられた。

 サンチェスは今夏の移籍市場でアーセナル退団の可能性を報じられていた。7月上旬のイタリア紙『トゥットスポルト』やイギリス紙『デイリーメール』によれば、ユヴェントスが移籍金3000万ポンド(約39億1000万円)のオファーを提示したものの、アーセナルが断りを入れたと伝えられている。

 アーセナル側には放出の意向はないと見られているが、今回の報道ではユヴェントスのオファーをはるかに上回る額での取引が実現する可能性が伝えられているだけに、インテルとの交渉が進展することも考えられる。

 サンチェスは昨シーズン、プレミアリーグで30試合に出場して13ゴール4アシストを記録。攻撃陣の主力として活躍を見せた。そしてチリ代表の一員として臨んだコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016では大会2連覇を果たし、最優秀選手賞(MVP)に輝いている。