「アクターズ・ファイル 妻夫木聡」より

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 俳優の妻夫木聡(35)が8月4日、女優のマイコ(31)との結婚を発表した。ファンも祝福ムード一色の結婚に至った背景には、元カノたちとの経験やマイコの際立った恋人対応がありそうだ。

マイコと4年の交際を経て結婚

 二人の出会いは、2012年放送のオムニバスドラマ『東野圭吾ミステリーズ』(フジテレビ系)の第6話「シャレードがいっぱい」。共演した後、打ち上げの席で意気投合したという。そして約4年間の交際期間を経て、今回結婚した。

 168cmと高身長のマイコは、アメリカ人の父親と日本人の母をもつハーフ美人で英語がペラペラ。妻夫木が映画『バンクーバーの朝日』で披露した饒舌な英語は、マイコのサポートによるものではないかと言われていた。

 今回妻夫木は、報道陣へ直筆のFAXを送り、マイコと連名で結婚を報告。文面上で「一緒に穏やかな時間を過ごして参りました。お互いに相手を思いやる心に惹かれ、この気持ちを生涯大切に、そして共に年を重ねていきたく、結婚の運びとなりました」などと述べている。

 ネット上では、ファンが左右どちらから読んでも同じ「妻夫木夫妻」だと茶化しながらも、祝福ムードいっぱいだ。

■浮気対応が妻夫木の心をワシづかみに?

 妻夫木といえば過去に、2004年のドラマ『オレンジデイズ』(TBS系)での共演をきっかけに女優の柴咲コウ(35)と交際。同棲し、結婚もウワサされていた。しかし柴咲にUVERworldのTAKUYA∞(36)との“3日連続お泊り浮気”が報じられ、今ではすっかり認知されている肉食っぷりが明るみに。これをきっかけに破局した。

 妻夫木にとって同棲相手の柴咲の浮気はショッキングな出来事だったはず。マイコは、そんな女性不信にも陥りかねない妻夫木を見事癒やしてみせた。

「同じホリプロで付き合いが生まれた優香さん(36)は束縛ぎみで“窮屈な時間”になり、柴咲さんとの交際は“過激な時間”になりました。それらの反動で、“おだやかな時間”を過ごせるマイコさんとの結婚が促進されたようです」(報道関係者)

 とはいえ妻夫木も2015年秋、自宅に呼んだエステティシャンへ性的なサービスを要求したと報じられ、マイコとの結婚話も破綻するのではないかと目されていた。

「さすがに当初ウワサされた2015年内の結婚には至りませんでしたが、それでも何とかゴール。相手の浮気を許せずに破局した過去を持つだけに、マイコさんの浮気対応に思うところがあったのでは」(前出・関係者)

 妻夫木を落とすほどの数々の神対応が際立つマイコ。婚活テクニック本を出したら、結婚に悩める女性にバカ売れするかも!?

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。