エルメスのバーキンは純金より投資価値あり?毎年14%価値が上昇

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 ラグジュアリーバッグのECサイト「Baghunter」が、資金を費やす対象として「株」「純金」「エルメスのバーキン」の中で「バーキン」が一番優良な"投資先"という調査報告を発表した。 バーキンは純金より投資価値あり?の画像を拡大

 調査では米上場の大型株500銘柄で構成される「S&P 500」と「純金」、「エルメスのバーキン」の3つの対象を比較。株価は市場の変動に上下幅が激しく、金も価格が変動する一方で、エルメスのバーキンバッグだけ1984年の発売当初から一度も下落することなく毎年その価値が14.2%上昇しているという。「Baghunter」のEvelyn Foxによると「ラグジュアリー市場は少なからず景気に影響を受けるが、『ウルトラ ラグジュアリー』と呼ばれる市場は小売や株式市場のように経済要因に左右されず、バーキンバッグはまさにそのセクターに含まれる」と分析。同氏はバッグの価値は今後10年で2倍になると予想している。 バーキンバッグは、店舗では常に品薄状態で供給量が少ないため、プレミアムがつきオークションなどでは常に約150万円〜300万円の高額で取引されている。昨年6月には、ピンクのクロコダイルバーキンがオークションでバッグ史上最高額の約2,800万円で落札されたことも話題になった。