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テレビ東京で、来年1月6日(23:58〜)に放送されるスペシャルドラマ『彼女が恋した職人さん〜マリーは匠に首ったけ〜』のヒロイン役に、来日1年で演技初挑戦のカナダ人モデル・テイラーが抜てきされることが24日、分かった。俳優の千葉雄大と共演する。

このドラマは、大学で日本の職人の技をリポートするために来日したカナダ人のマリー(テイラー)を、恩師の頼みで大学生の和田巧(千葉)がアテンドし、包丁、金物、着物などの職人技に出会う物語。和田は、ある理由から職人が嫌いだったが、次第にその魅力にひかれていき、一方のマリーは、どうしても会いたいという「和の職人」を一生懸命探し出そうとする。

テイラーは、ドラマ初挑戦だが、抜てきしたテレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは「抜群のルックスと魅力、演技のセンスは保証します」と太鼓判。テイラーは「とってもワクワクしていますが、緊張します!」と語り、「日本語の発音やアクセント、間違えないように頑張ります!」と意気込んでいる。また、実際に日本文化が好きだといい「たくさんの日本文化に触れられることに、今から本当に楽しみです」と期待も語った。

一方の千葉は、実際に外国人の友人から、日本文化について質問されても答えられなかった経験があるといい、今回の役柄に「自分と重なるところがあるかもしれません」と共感。共演するテイラーについては「非常にかわいいので、同じく『かわいい』と言われる役者としては、負けないように頑張りたいと思います(笑)」とライバル意識を燃やしている。

テレビ東京は、これまでも食×ドラマで『孤独のグルメ』を生み出すなど、深夜帯のドラマでオリジナリティあふれるジャンルを開拓してきたが、今回は「和×ドラマ」に挑戦。本物の職人が出演することで臨場感を出し、カナダ人女性の視点から見える、日本の伝統技を描いていく。濱谷プロデューサーは「テレビ東京らしい、隙間を狙ったドラマをまた作りました」と話し、「特番からの連ドラ化をひそかにたくらんでます」と今後の構想も語っている。