人材ビジネス業界は規制緩和以降、新規参入事業者が急速に増加し、採用市場の“バブル化”も手伝って、拡大の一途をたどっている。しかし、ここに来て人材派遣業における不祥事が相次いだほか、収益を確保するためのM&Aによる大規模な業界再編の気運も活発化している。昨年、学生援護会の買収により、人材ビジネスにおけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し、業界を牽引するインテリジェンス社長の鎌田和彦氏に