いま最も危ないのは、変化することではない。何もしないことだ――そう聞いて、意外に感じるだろうか。人手不足、縮んでいく市場、そして止まらない人口減少。逆風に囲まれた現代で、私たちはつい守りに入ってしまう。だが経営学の巨人ピータードラッカーは、その「現状維持」こそが最大のリスクだと言い切る。しかも彼は、逆風の正体であるはずの人口減少さえ、イノベーションを生む「7つの機会」の5番目に数えているのだ。