更生保護法に基づいて、犯罪者を保護・観察して社会復帰の手助けを無給で行う「保護司」。2024年、保護観察中の人物が自らを担当する保護司を殺害するという事件が起こり、世間を震撼させました。本記事では、御田寺圭氏の著書『フォールン・ブリッジ』(徳間書店)より一部抜粋・再編集し、「助けたい姿をしていない弱者」について考えます。人物審査が課せられる「無給」の仕事大津市仰木の里東の自宅で保護司でレストラン経営、