石川県能登町は、能登半島地震の津波で被災した同町白丸の白丸郵便局を「震災遺構」として保存・活用する方針を決めた。事業費100万円を含む今年度一般会計補正予算案が10月29日、町議会で可決された。屋内外の見学ができるよう、来年度以降に建物を改修する。木造平屋建ての白丸郵便局は、津波で窓が割れ、壁が崩れて穴が開いたまま現在も業務を休止している。町は所有者の同郵便局の大形格(ただす)局長から土地と建