28日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。国内政局の先行き不透明感を背景に買いが先行したものの、日経平均株価が朝安後に切り返したことが重荷となるかたちで軟化した。 27日投開票の衆院選は自民・公明両党が大敗し、与党で過半数割れとなった。この結果を受けて政治情勢が不安定化するとの見方から安全資産とされる債券が選好され、債券先物は寄り付き直後に前週末比25銭高の144円31銭をつける場面が