阪神・藤川球児新監督(44)の言葉で胸に刺さったものがある。15日の就任会見。長時間の対応の中で口にした「僕の人生」という一言が、グっときた。行間に、「今までと同じように自分が信じる道を進むだけ。他人評価は気にしない。自分の人生なんだから」という強い意志を感じ取れたからだ。批判と隣り合わせの職務、家族の心配の有無、コーチ経験がないままの監督就任など、多方面の質問を受けながら、終始、にこやかなまま。