就任1年目の小久保監督が率いるソフトバンクが4年ぶりのリーグVをぶっちぎりの圧勝で飾った。投打ともに成績は昨季より大幅に改善。また、多くの若手選手が初安打や初本塁打、初勝利を飾るなど、難題である「育てながら勝つ」を体現した。その背景には何があったのか。打者編、投手編、若手編と全3回にわたり検証し今シーズンの戦いぶりを振り返る。(全3回の1回目)◇◇◇ゴールテープを駆け抜けるまで「4番山