今年6月の陸上・日本選手権は、パリ五輪への切符がかかった大舞台として注目を集めた。その一方で、中距離種目では次のロス五輪に期待を抱かせる高校生たちの活躍も目立った。女子800mでは、久保凛(東大阪大敬愛高2年・大阪)が冷静なレース運びで優勝。男子800mでは、落合晃(滋賀学園3年・滋賀)が一度も先頭を譲らずに圧勝を飾った。そして女子1500mでは、ドルーリー朱瑛里(津山高2年・岡山)が7位入賞を果たした。将来