安部公房の同名小説を石井岳龍監督が映像化した映画『箱男』が8月23日より全国公開されることが決まり、ポスタービジュアルと予告編が公開された。箱男とは、ダンボールを頭からすっぽりと被り、一方的に世界を覗き見る、社会の螺旋から外れた存在。カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、箱男としての一歩を踏み出す。しかし、本物の箱男になる道は険しく、数々