米国務省は22日、世界各国の人権状況を記録した「2023年国別人権報告書」を発表した。北朝鮮についてこの報告書は、「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)後、公開処刑が減少したが、最近は国境封鎖緩和とともに再び大きく増加する様相を見せている」と指摘。また、民間人に現場学習という名目で公開処刑を参観させているとも言及した。コロナ禍の下での典型的な事例のひとつが、2022年1月に行われた男女のカップルの刑執行